【YBCルヴァンカップ 第1節】浦和レッズvsベガルタ仙台

サッカー
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ルヴァンカップBグループの初戦、浦和レッズvsベガルタ仙台の試合をご紹介。
浦和は大きな補強がなく、昨年の選手・監督がほぼ残った陣容、
戦術の積み上げが期待できます。
対する仙台は木山新監督を迎え、選手の入れ替わりもあるシーズンとなりました。
リーグ戦の開幕を控え、しっかりと戦い方のベースを見せておきたい大事なゲーム、
勝利はどちらになったのでしょうか。

2020.2.16
浦和レッズ 5-2 ベガルタ仙台
9分:レオナルド
18分:杉本健勇
35分:レオナルド
41分:田中渉
42分:田中渉
51分:杉本健勇
78分:マルティノス

ゲーム

スターティングメンバー

浦和レッズ

ホーム浦和はこれまでの3バックをやめ、4バックでメンバーを構成。
センターバックに鈴木大輔選手と岩波選手を起用し、槙野選手はベンチ。
中盤は両サイドに汰木選手と関根選手を起用し、フォワードは新加入のレオナルド選手と杉本選手となりました。
興梠選手はベンチとなり、ベンチメンバーはかなり豪華な顔ぶれです。
今季はこのシステムがベースとなるのでしょうか。

ベガルタ仙台

アウェイ仙台はJ1初挑戦の木山監督が指揮を執ります。
こちらも4バック、山口から戻ってきた佐々木選手をトップで、高卒2年目の田中選手をサイドハーフで起用しました。
新戦力のパラ選手はベンチスタートとなりました。

予想フォーメーション

浦和vs仙台

前半

開始早々の4分、左サイドを汰木選手が抜け出し、ゴールラインギリギリからラストパス。
パスを受けたレオナルド選手はシュートを上へ浮かしてしまいました。

9分、浦和は右サイドから攻撃を仕掛けます。
関根選手がペナルティエリアへ侵入し、中央へラストパスを送ると、
レオナルド選手がダイレクトで流し込み、浦和があっという間に先制します。

仙台は15分、右サイドから道渕選手がミドルシュートを放ちます。
鋭い弾道のシュートはポストに直撃。
とても惜しいシーンでした。

道渕選手のポスト直撃ミドルシュート

チャンスを逃した仙台は、15分にピンチを迎えます。
柴戸選手が仙台のバイタルエリアで痛んでおり、選手の足が止まりました。
しかし、レフリーは笛を吹いておらず、杉本選手がミドルシュート。
美しい弾道で飛んだボールはゴールに吸い込まれ、浦和に追加点が入りました。
納得できないのは仙台イレブン。シマオ マテ選手を中心に猛抗議。
しかし判定はゴール。2-0となりました。

なんとも後味の悪いゴールとなりましたが、35分に文句のつけようがないゴールが決まります。
自陣でボールを奪った浦和は、関根選手が長い縦パスを左サイドの汰木選手に通します。
その汰木選手をインナーラップで追い越した山中選手にボールが渡ると、
クロスにレオナルド選手が合わせ3点目。
完璧なカウンターアタックでした!

一方的な展開となってしまいましたが、仙台も反撃します。
41分、右サイドから蜂須賀選手がクロスボールを入れると、逆サイドバックの常田選手が競り、こぼれたところを田中選手が蹴り込み1点を返します。

さらにその1分後、同じように右サイドからのクロスボールからの展開、アーリー気味のボールをジャーメイン良選手が受けてシュートを放つと、こぼれ球がまたも田中選手に渡り、プッシュし2点目。
これであっという間に3-2となりました。

前半は3-2で折り返します。

後半

押し返した仙台、一気に追いつきたいところでしたが、後半開始早々にピンチを迎えます。
クロスボールのこぼれ球を関根選手に拾われると、エリア内で倒してしまいペナルティキックを献上。
これを杉本選手に決められて4-2。

その直後、ペナルティキックを与えてしまった常田選手を下げパラ選手を投入。
小柄なブラジル人左サイドバックのようです。

直後の60分、仙台は蜂須賀選手が鋭いクロスを入れると、佐々木選手がニアで合わせます。
残念ながら枠へ飛ばすことはできませんでした。

仙台は69分、2得点の田中選手を下げ石原選手を投入します。
その直後に浦和は汰木選手からマルティノス選手へスイッチ。

78分、前述の2交代が得点に絡みます。
仙台はビルドアップでボールを繋いだところ、石原選手が出したパスが浦和の選手へ。
ボールを受けたレオナルド選手は空いた左に走り込んだマルティノス選手へラストパス。
フリーのマルティノス選手はシュートをしっかりと決め、5点目をゲット。

ゲームはこのまま終了、5-2で浦和が勝利しました。

注目選手

レオナルド選手

今季新潟から加入したレオナルド選手は2ゴールデビュー。
J3・J2と連続で得点王を獲得したストライカーはさすがの得点力でした。
今季の浦和の攻撃の軸となりそうな選手ですね。

レオナルド選手のゴールパフォーマンス

常田克人選手

高卒で5シーズン目を迎える常田選手を推します。
左利きのセンターバックで、今季から左サイドバックに挑戦しているとのこと。
ペナルティキックのファールをしてしまいましたが、プレースケールは大きくとても期待を感じるプレーヤーです。
今季の常田選手に注目したいと思います。

常田選手ペナルティキック献上シーン

まとめ

ホーム浦和は5得点を奪いましたが、ゲームとしては落ち着くシーンが少なく苦しい展開でした。
もう少しどっしりした展開ができるようになると良くなりそうです。
槙野選手を始め、まだ出場していないベテラン選手がいますので、そういう選手がチームをしっかり締めてくれるでしょう。

対する仙台は苦しいゲームとなりました。
感想としては、軸となり得るフォワードが欲しいですね。
ジャーメイン良選手が頑張っていましたが、コンビを組んだ佐々木選手は一列後ろの選手という印象で、もう少しストライカータイプの選手が必要だと思いました。
経験豊富な木山監督がどのように仕上げてくるか楽しみです。

両チームともまだこれからな感じのゲームでした。
これからの仕上がりに期待です。

コメント

  1. […] 【YBCルヴァンカップ 第1節】浦和レッズvsベガルタ仙台昨年のメンバーが大… […]