【2020 J3第6節】SC相模原vsいわてグルージャ盛岡

サッカー
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無敗で4位につける相模原がホームで盛岡と対戦しました。
盛岡はここまで未勝利、そろそろ初勝利が欲しいところです。未勝利の盛岡が何か課題を抱えているのかを確認したく、このゲームを見てみました。

2020年7月25日
SC相模原 0-1 いわてグルージャ盛岡
54分:岸田和人

相模原vs盛岡 ゲーム展開

前半は盛岡が攻めるシーンが多く、9本のシュートを放ちました。
3本もビクトル選手のスーパーセーブがあり、相模原は失点を免れます。
逆に相模原はカウンターから決定機を作り出すものの、14分のペナルティキックはユーリ選手がシュートを止められ、44分の相模原の完璧なカウンターアタックは松田選手が決めきれず、両者得点を奪えませんでした。

後半になると盛岡は守勢に回り相模原が攻勢に出るも、54分にカウンターで盛岡が決定機をモノにし岸田選手が先制ゴールをゲット、その後を守りきった盛岡が今季初勝利を挙げました。

SC相模原

SC相模原スターティングメンバー

相模原は4-4-2のシステムでゲームに入りました。

前半は盛岡の激しいプレスに守勢に回るシーンが多かったものの、ビクトル選手のセーブもあり粘り強く守り、カウンターで何度も決定機を作り出しました。

しかし、14分に訪れたペナルティキックのチャンスはユーリ選手がストップされ、41分のショートカウンターからの大チャンスもユーリ選手が枠を捉えられませんでした。そして最大のチャンスの前半終了間際、カウンターで完全に抜け出した松田選手でしたが、シュートはゴールキーパー鈴木選手に僅かに触られ、ゴールから逸れてしまいました。

前半の大きなチャンスを決めきれずにいると、後半に失点してからは守りを固める盛岡のディフェンスを崩せず。
盛岡のブロックの外でボールを回すことが多く、ボールを持たされている形となりました。

なかなかブロックを崩すことができずにいたので、もう少し早く割り切って、アディショナルタイムに投入した三島選手を早めに入れて放り込む形も有効だったのではないかと思います。

これで今季初黒星となりました。しかし、失点したもののディフェンスも安定していましたし、攻撃もサイド攻撃が効果的でしたので、ズルズルはいかないと思います。次はしっかり勝ち点を取っていきたいところです。

いわてグルージャ盛岡

盛岡スターティングメンバー

盛岡は5-4-1で岸田選手をトップに置く配置。
5バックながらラインを高く保ってコンパクトに戦っていました。

前半は前からプレスをかけ相模原陣地でサッカーを展開しますが、なかなか得点を奪うことができませんでした。
中村太亮選手の強烈なミドルシュートも、ゴールキーパービクトル選手にセーブされてしまい、チャンスを活かすことができません。
いくつかのチャンスを逃していたので、ゴールキーパー鈴木選手のペナルティキックセーブなどで失点せずに前半を折り返せたことは非常に大きな要素となりました。

後半に入ると一転して守備に回ります。
ただ、それでもハイラインは維持し、前線から最終ラインまでかなり狭く保ち、相模原の攻めを封じることに成功していました。
54分の先制ゴールからは、完全にディフェンスを中心に時間を過ごします。
守備ばっかりでしたが、狙い通りの展開だったのではないでしょうか。
危ない場面はほとんどなく、貴重な勝ち点3を獲得しました。

盛岡で気になったのはモレラト選手です。
開始早々に無駄とも思える警告を受けた時は、90分もつだろうかと不安になりましたが、豊富な運動量で自陣から前線まで走り回り、ボールを拾って散らして獅子奮迅の活躍でした。最後は相当消耗しているように見えましたので、これからの連戦でのコンディション調整が肝となってきそうです。モレラト選手がいるのといないのは大きく違いそうなので。そういう意味では累積警告も注意ですね。

いずれにしても長いトンネルを抜けた盛岡。これから巻き返していきたいところです。

次節の予定

敗れた相模原はアウェイで首位秋田にチャレンジです。
秋田は全勝且つ無失点と最高のスタートを切っていますので、厳しいゲームとなりそうです。しかし、そんな秋田を倒すことができれば勢いに乗れそうですので、逆にチャンスと捉えてポジティブな結果を目指して欲しいですね。

ようやく初勝利の盛岡はまたもアウェイ、沼津に乗り込みます。
初勝利の勢いを持って連勝といきたいところですね。

次節は水曜日、ミッドウィークでのゲームです。
注目のゲームが目白押しですね!

コメント

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