JFLも最終節。武蔵野陸上競技場での武蔵野vs大分を見に行ってきました。
今年のJ3昇格がなくなった武蔵野ですが、ホーム最終戦ということもあり、勝利で飾りたい試合となりました。
2019.12.1
東京武蔵野シティ 0-0 ヴェルスパ大分
ゲーム
ゲームに入る前にご紹介。
武蔵野は、J3加入条件だったホーム残り3試合で15,000人を集める為の施策としてTwitterで4名まで入場無料のチラシを出していました。
ただ、このチラシの後に「J3入会断念」のリリースがあったので、このチラシが有効なのか不安でした。
クラブに電話して確認したところ、「それも有効だけど新たなチラシを出している」とのこと。しっかり確認しないとダメですね。
スターティングメンバー
武蔵野、大分ともに4-4-2だと見えましたが、JFLの公式記録を見るとディフェンダーが3人になっていました。
もしかすると3バック？だったのかもしれません。
私には以下のような布陣に見えました。
前半
立ち上がりは互角の展開で時間が進みました。
最初のチャンスは20分の武蔵野。
水谷選手がドリブルで突破し一度中央へパス、中央から左サイドの金井選手へパスが渡ると、金井選手は低く早いクロスを入れます。
残念ながらクロスは合いませんでしたが、惜しいシーンでした。
その後の28分、武蔵野大竹選手と大分清水選手が接触でファールとなり笛がなりますが、武蔵野の高選手がボールを蹴って大分の選手にぶつけてしまい乱闘気味に。
お互い最終戦で勝ちたいという思いが見えるシーンでした。
35分、武蔵野は良い位置でフリーキックを得て金井選手が狙います。
しかしボールはゴールバーの上に外れます。
逆に大分は40分、カウンターから右サイドを上がるとスルーパスに抜け出した前田選手がシュート。
これは枠を外れてしまいますが鋭いカウンターでした。
前半はこのままスコアレスで折り返します。
後半
後半頭から武蔵野は大竹選手を下げ田口選手を投入します。
また、細かいことですが金井選手は後半からスパイクを替えてきましたね。何かキックなどに違和感があったのかもしれません。
後半最初にチャンスを作ったのは大分。
51分、ロングボールからヘッドで繋ぐと最後は前田選手がハーフボレーで狙います。このシュートは枠の外。
すると武蔵野は62分に2枚目の交代。小林選手から鈴木選手へ。
そして67分に金井選手が左サイドを突破しクロス、池田選手がシュートを放ちますがゴールキーパーの正面でした。
75分にはゴールに背を向けていた田口選手が反転してボレーシュート。
これもゴールキーパーの正面となりゴールならず。
大分は82分、前田選手を下げ高橋選手を投入します。
すると84分にフリーキックから清水選手のヘディングシュートを放ちますがゴールキーパー飯塚選手がセーブします。
90分に武蔵野は岩田選手から小松崎選手にスイッチしますが、このままタイムアップ。
JFL最終戦はスコアレスドローとなりました。
注目選手
武蔵野はゴールキーパー飯塚選手。
12シーズンに渡り武蔵野のゴールを守ってきたゴールキーパーですが、今シーズンで引退。
ユースのゴールキーパーの選手とご家族に花束を渡され、最後の挨拶をされました。
熱い思いを感じる素晴らしい挨拶でした。
対するアウェイ大分は前田選手。
J3琉球・北九州で活躍した選手が今季から大分に加入した選手のようですね。
フォワードながら中盤から前線まで幅広く顔を出しチャンスを作っていました。
82分に交代しましたが、大分の攻撃の大部分に絡んでいました。
まとめ
あまり決定的なシーンがなかったゲームとなりました。
2,600人の観客が歓声を上げるシーンは少なかったように思います。
武蔵野は今季を4位で終え、J3入会の成績面をクリアしました。
観客動員数の問題でJ3昇格はなりませんでしたが、しっかりチーム力をつけてきたことがうかがえます。
ただ、最後のセレモニーでも監督が仰ってましたが、今季が良くても来季成績が良い保証はありません。
何とか今季の戦力を残し上積みをしスタジアム・観客動員の問題をクリアしたいところです。
対する大分は7位。来季のジャンプアップも狙えそうなポジションです。
武蔵野の最終戦セレモニーの間もしっかりミーティングをしていました。
これでJFL全日程が終了しました。
優勝はHondaFC。ソニー仙台が2位と企業チームが優勝と準優勝を占めました。
3位今治がJ3昇格を決め、最終戦の直接対決で松江に敗戦の流経大が関東リーグへ降格となりました。
来季はいわきFCと高知ユナイテッドが上がってきます。楽しみですね！
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