【J3第23節】ガンバ大阪U-23vsY.S.C.C.

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「レンタルJリーガー」を始めた浅川隼人選手、その浅川選手自身のnoteを見て初めて知った選手なのですが、記事が面白かったので出場する試合が見たくなりガンバ大阪U-23戦を見てみました。

浅川隼人選手「レンタルJリーガー」のnote

観戦の動機は上記の通りですが、YS横浜は17位と下位に低迷しており、対戦相手のガンバ大阪U-23は10位であり、上位の相手にアウェイでどう挑むのかも注目のひとつでした。

2019.9.15
ガンバ大阪U-23 0-1 Y.S.C.C.
29分:奥田晃也

ゲーム

スターティングメンバー

スターティングメンバー

ガンバは4-4-2、J最年少ハットトリックを記録した唐山選手がスタメン。
対するYS横浜は中盤がダイヤモンドの4-4-2。浅川選手は進選手との2トップで出場です。

前半

17位でアウェイということもあり、ガンバが主導権を握るかと思われましたが、
キックオフからペースはYS横浜となりました。

開始5分、土館選手の前線へのロブパスに進選手と浅川選手が抜け出します。
進選手がボールを受け、エリア内の浅川選手にクロスを送りますがガンバディフェンスがカット。
通っていればビッグチャンスというシーンをいきなり作ります。

15分には河野選手のニアサイドへのクロスボールに浅川選手が飛び込みますが鼻先でガンバゴールキーパー谷選手がキャッチ。

さらに29分、左サイドで細かいパス交換をするYS横浜、ペナルティエリア左角へ進選手がドリブルで侵入し中央の浅川選手へパス。
浅川選手は優しくボールを落とし、そのボールに走り込んだ奥田選手が巻いたシュートを流し込み、先制点をゲット。

まったく良いところのないガンバでしたが、31分に縦パスに抜け出した川﨑選手がゴールキーパーと1対1のチャンスを得ます。
しかしシュートタイミングを逃してしまいました。ただ、ドリブルで戻ったディフェンスをかわしボールを後ろに落とし伊勢選手のシュートをアシスト。
このシュートは枠を捉えきれずゴールとはなりませんでした。

段々エンジンがかかってきたガンバは37分、ペナルティエリア内のパスにYS横浜の宮尾選手と大泉選手が重なってしまい唐山選手にこぼれる大チャンス!
すると宮尾選手が慌てて唐山選手を倒してしまいペナルティキックを献上してしまいました。
ガンバは同点とする絶好のチャンスでしたが、唐山選手のキックはバーに直撃しゴールならず。

前半はアウェイYS横浜が1点リードで折り返しました。

後半

ガンバは伊勢選手に代えて中村選手を投入。同点ゴールを目指し攻撃にシフトすると、
後半開始からガンバが猛攻、YS横浜は防戦一方となります。

51分、左サイドから芝本選手がミドルシュートを放つと強烈なシュートはクロスバー直撃!
衝撃的なシュートでした。

さらに攻めたてるガンバですが、サイドを崩すまでは持っていくもラストのクロスやパスが合わずゴールを割ることができません。

するとカウンターで活路を見出すYS横浜にも決定機が生まれ出します。
セカンドボールを拾ったYS横浜が縦パスを出すと奥田選手が抜け出しゴールキーパーと1対1に。
シュートは谷選手の正面をついてゴールならず。

62分の浅川選手のシュート、68分の佐藤選手の際どいミドルシュート、71分の進選手のフリーでのシュートとYS横浜が決定的なシュートを立て続けに放ちますが、ゴールキーパー谷選手がことごとくセーブ。
文字通りの守護神ぶり、与え続けたコーナーキックのハイボールもひたすらキャッチでカウンターの起点となるなど、将来が楽しみなゴールキーパーでした。

ガンバ森下監督は次々と選手を投入し同点ゴールを狙いますが、最後のビッグチャンスとなった78分の川﨑選手のチャンスもゴールならず。
ドリブルでカットインし、YS横浜はマークが甘くフリーにしてしまいましたが枠に飛ばすことができず。

試合はこのままYS横浜が逃げ切り、アウェイで貴重な勝ち点3をゲットしました。

まとめ

ガンバ大阪U-23はユース年代の選手が多かったのですが、全員がスキルフルで将来が楽しみな選手ばかりでした。
この年代でJ3の真剣勝負を経験できるのは貴重な財産ですね。
数年後にはガンバトップチームに名を連ねる選手が出てきそうです。

対するYS横浜はダイレクトサッカーが気持ち良いチームでした。
リズムの良い縦パスが何本も通り、トップ下の奥田選手がドリブルにパスに攻撃を牽引していました。そして注目だった浅川選手と進選手の2トップも裏への飛び出しや、ファーストディフェンスをしっかりこなしており、かなりの運動量を発揮していました。

シュタルフ監督はとても良いサッカーを構築していたと思います。
特に守備時は、2トップがサイドのスペースを埋めて奥田選手がチェックに行く4-1-4-1にシフトか、浅川選手をトップに残し進選手が左に、奥田選手が右にスライドする4-1-4-1にシフトしたりと、ダイヤモンド型の中盤にすることによってできるスペースを埋めていました。

両チームとも将来性のある好チームでした。
今後のゲームにも期待です!

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