今回はDELL製ノートパソコンを分解した手順と画像をご紹介します。
私もやりやくてやったわけじゃないんですが、
長男がぎょうざのタレ(‼)をキーボードの上に豪快にこぼしてくれたので
一応分解して拭き掃除をしようと思った次第です。
自身での分解などは、サポートがメーカー保証外となる可能性がありますので
あくまでご参考程度にご覧ください。
DELL製ノートパソコン分解
ノートPC機種
私が使用している機種はDELL XPS13 9365 という製品です。
2 in 1となっており、タブレットのようにも使用できる端末です。
スペックもまずまずで、ブログを書いたりブラウジングしたりするレベルであれば
文句のつけようのない仕様となっています。
今回ラー油を含んだぎょうざのタレをこぼされたのは、
キーボード右上の「Backspace」のキーのあたり。
ベッタベタ、キーを押し込んでもなかなか戻ってこない、
最悪なんですけど!!
かろうじてPCの動作には影響がなさそうなのが救いでした…
長男は私の逆鱗に触れてしまいました。
![](https://www.footballfreaks.biz/wp-content/uploads/2020/03/InkedIMG_20200312_210511_LI-1024x579.jpg)
裏蓋の取り外し
さて、書いていてまたイライラがぶり返してきましたが、
気を取り直して分解手順を記載していきます。
まずはPCを裏返して、裏蓋を取り外します。
下の写真を見ていただきたいのですが、いくつかのネジで留まっています。
しかしこのネジ、プラスでもマイナスでもありません。
星型のネジで留まっています。
![](https://www.footballfreaks.biz/wp-content/uploads/2020/03/InkedIMG_20200313_202031_LI-1024x579.jpg)
ネジはプラスでもマイナスでもなし
これは、「トルクドライバー」というもので回します。
私は持っていなかったので、工具屋さんで購入しました。
ピンキリですが、いろんなセットで1,000円程度で購入できます。
*参考までに下にAmazonリンクを貼ります。こういうセット物が後々役立つと思います。
トルクドライバーを使い、無事裏蓋の取り外しに成功。
![](https://www.footballfreaks.biz/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200312_212635-1024x578.jpg)
バッテリーの取り外し
次はいよいよ中身です。
まずはバッテリーを外します。
![](https://www.footballfreaks.biz/wp-content/uploads/2020/03/InkedIMG_20200312_212628_LI-1024x579.jpg)
大部分を覆うように設置されているのがバッテリー。
まずはこちらを外します。
![](https://www.footballfreaks.biz/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200313_202930-1024x578.jpg)
なんかとんでもない感じになってきました…
正直このあたりでビビってやめようかと思いました。
SSDの取り外し
気を取り直して次に進みます。
次はSSDを外します。
左上の隅っこのスペースに設置されているSSD。
私はPCの自作は経験がないので、ひとつひとつの部品の大きさは知らなかったんですが、
SSDは思った以上に小さかったです。
メモリ?ってくらいの大きさでした。
![](https://www.footballfreaks.biz/wp-content/uploads/2020/03/InkedIMG_20200313_203159_LI-1024x579.jpg)
ワイヤレスアンテナとスピーカーの取り外し
SSDを外したら、SSDの右側にあるワイヤレスアンテナを外します。
これまたアンテナが小さい!
薄型にする企業努力が見えます…
また、両サイドに配備されているスピーカーも外します。
これは配置は両サイドですが配線でつながっており、取り外しに苦労しました。
![](https://www.footballfreaks.biz/wp-content/uploads/2020/03/InkedIMG_20200313_202930_LI-1024x579.jpg)
システム基盤の取り外し
いよいよボス、システム基盤です。
横長に配置されているので、丁寧にビスを取って基盤を取り外します。
![](https://www.footballfreaks.biz/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200313_205127-1024x495.jpg)
基盤を見たところ、特にぎょうざのタレの痕は見つからず…
ここまでは染みなかった?とは思えないんですが…
次、キーボードに移ります。
キーボードの取り外し
最後、キーボードを取り外します。
これがまた大物でした…
「何個あんの?」ってくらいのビスの多さ。
![](https://www.footballfreaks.biz/wp-content/uploads/2020/03/InkedIMG_20200313_205127_LI-1024x445.jpg)
まぁ今さら文句を言っても仕方ないので、黙々と外します…
もくもく…
![](https://www.footballfreaks.biz/wp-content/uploads/2020/03/IMG_20200313_210215-1024x578.jpg)
やっと外れました。
問題の「Backspace」キーを取り外し、被害状況の確認をします。
分解の復旧
メンテナンスが終わったら、外した手順を逆に進み、
すべてを元に戻していきます。
今回はブログを書くために写真を撮りましたが、これが意外と役立ちました。
「これどこについてたっけ?」ってことのないように、
PC分解には手順ごとに写真を撮っておくことをオススメします!
さいごに
今回のぎょうざのタレ事件、パーツを外してその部分をウェットティッシュで拭き取り
乾くのを待って組み立て直しました。
おかげでなんとか「Backspace」キーは以前の90%程度まで
キーの跳ね返りが戻りました。良かった…
反応するとはいえ、押しても戻ってこないのはホント辛いですからね。
初代ファミコンのABボタンが四角ゴムだったやつ、あんな感じです。
とはいえ、冒頭にも触れましたが、自分で開けちゃうのはメーカーのサポートが受けられなくなるリスクがあります。
心配な方は素直にメーカーへ修理を依頼しましょう。
最後に、Special Thanks!
バッテリーを外す際、トルクドライバーセットのドライバーでは、
ネジ山をなめてしまい回らない事象がありました。
東京・神田の「工具のさいとう」さんで相談したところ、ピッタリのドライバーを紹介していただき、無事作業ができました!
ノートPC、大事に使いましょう!
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