東北から首都圏までの渋滞回避ルート

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私の奥さんは東北出身なので、年末年始やお盆などは東北へ帰省します。
家族で電車を使うと料金が高くなってしまうので、帰省には車を利用しますが、
長期休暇の時は渋滞が気になりますよね。

そこで今回は、東北から首都圏・首都高に移動する際に渋滞しない常磐道ルートをご紹介します。
*福島県西部や山形県南部の方は遠回りになりますので、普段のルートをご利用ください。
反対方向の首都圏から東北地方への移動にも同様です。

東北道を使うと、岩手県は一関、福島県は国見や安達太良付近、栃木県は矢板、埼玉県は羽生や浦和など渋滞ポイントがいくつもありますよね。
なんとか回避して運転したいものです。

常磐自動車道ルート

常磐道への流入

北から首都圏に向けての方向で説明します。
普段乗られるICから高速道路へ乗り入れます。そこから東北道へ乗り換えます。
(秋田自動車道なら北上JCTで東北道へ乗り換えになりますね)

そこからは宮城県まで南下します。その為、前述の岩手県一関付近の渋滞はなんとか乗り切ってもらうしかないですね…
宮城県まで入れば、富谷JCTから仙台北部道路-三陸自動車道-仙台東部道路を経由して常磐道へ流入できます。
(三陸の方であれば気仙沼の本吉あたりから三陸道で直接来られますね)

山形自動車道からは、村田JCTで一度北へ向かい、仙台南JCTで仙台南部道路経由で常磐道へ入ります。

常磐道のルート(福島県)

常磐道に入るとすぐに福島県に入ります。
いわき中央ICまでは片側1車線で対面通行になります。
高速通行ながらすれ違う距離が近いので、夜の運転は少し慣れた方がした方が良いと思います。
片側1車線なので、前に遅い車両がいると抜かせませんので、ここが一番の渋滞ポイントですね。それ以外は渋滞を見たことがありません。
また、冬でも雪はさほど降りませんので東北道並の冬装備は必要ありません。

サービスエリアは、宮城県の鳥の海SAを過ぎると南相馬鹿島SAまで約40kmありませんので注意が必要です。
その次も50km先のならはSAまでありません。ちょっと距離が遠い気がしますね。

常磐道のルート(茨城県)

いわき中央ICを過ぎると、片側2車線になります。
そしてサービスエリア・パーキングエリアの間隔も20~30kmになります。
水戸ICを過ぎると片側3車線となり、少し交通量も増えてきます。(が、東北道と比べれば大したことはありません)

茨城県内は友部SAや守谷SAはかなり大きく、買い物や食事も充実しています。

常磐道のルート(千葉県)

少し意外に思われるかもしれませんが、常磐道は千葉県も少し通ります。

茨城県の後半、谷和原ICから柏IC近辺が渋滞の可能性が高く、このエリアは渋滞による時間ロストを覚悟する必要があります。

常磐道のルート(埼玉県)

いよいよ首都圏・首都高です。
埼玉県は三郷ICのみです。ここも少し渋滞する可能性があります。

三郷ICを過ぎれば、首都高6号または外環道へ乗り換えができます。
常磐道もいくつか渋滞ポイントはありますが、渋滞km数も箇所数もあまり大したことがなく、東北道を通るよりも時間短縮ができるかと思います。

さいごに

気にされる方もいらっしゃるかもしれませんので情報まで。

常磐道は福島県の太平洋側を通ります。
その為、福島第一原発の付近を通ることになります。
ナビで計測したところ、最短の直線距離は原発から6~7km付近を通ります。
ただ、各ポイントで線量情報を掲示していますので、確認しながらの走行は可能です。
(通行してしまえば、数値が高いからと言ってルート変更は困難ですが…)
また、利用する前に現在の線量を確認することも可能です。

現在の放射線量(空間線量率) ~モニタリングポストによる測定結果~ | NEXCO東日本 常磐道を利用される方へ


くれぐれも事故には気をつけながら、渋滞を回避して快適に運転しましょう!

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