【YBCルヴァンカップ 第1節】横浜FCvsサンフレッチェ広島

サッカー
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サッカー国内3大タイトルのひとつ、リーグカップのルヴァンカップが開幕!
Cグループに所属する、J1昇格組の横浜FCのゲームを観戦。
相手はサンフレッチェ広島です。今季のJ1を占うリーグ杯、注目です!

2020.2.16
横浜FC 0-2 サンフレッチェ広島
25分:ドウグラス ヴィエイラ
47分:レアンドロ ペレイラ

ゲーム

スターティングメンバー

横浜FC

ホーム横浜FCは新加入の一美選手を1トップに据えた4-5-1。
両ウイングには昨年J2で暴れまわった中山選手と松尾選手が入ります。
右サイドバックには川崎から来たマギーニョ選手、ゴールマウスは清水から加入の六反選手が守ります。

サンフレッチェ広島

対する広島は昨年通りの3-6-1。
右サイドに新加入のハイネル選手が入ります。
残りの10人は昨年から所属している選手で構成され、積み上げが期待されます。

予想フォーメーション

横浜FCvs広島 スターティングメンバー

前半

9分、いきなり広島がチャンスを掴みます。
ゴールキーパーの大迫選手からのロングボールをペレイラ選手が頭で裏へフリック。
森島選手がボールを拾いミドルシュート!
横浜FCゴールキーパーの六反選手がセーブします。
省エネで効率的な攻撃でした。

負けじと横浜FCはその直後、右サイドから攻め込むと中山選手がクロスを放ちます。
ファーサイドまで流れたボールを反対サイドの松尾選手が拾い、中へドリブル開始。
中央の斎藤功佑選手にボールを渡すと、ワンフェイントを入れディフェンスをかわしてシュート。
これは大迫選手がセーブします。

いきなり両チームのシュートでゲームが立ち上がりました。

好ゲームの予感がしましたが、アクシデントが発生します。
横浜FCの左サイドバック武田選手がハイネル選手との交錯でケガ、続行不能に。
23分、志知選手が交代で入ります。
志知選手は水戸から今季新加入の選手で、いきなりアクシデントでの出場となりました。
*志知選手の活躍はコチラ↓

志知選手が入った直後の25分、広島が左サイドを起点に攻め込みます。
ペナルティエリア角から縦に抜けた森島選手へ柏選手からスルーパスが通ると、
森島選手は左足でクロス、そのクロスは逆サイドに流れます。
右サイドに走り込んだハイネル選手がダイレクトで中央へ折り返すと、
ヴィエイラ選手がヘッドで合わせてゴールイン。
広島が先制点を奪います。

さらに前半アディショナルタイム、広島がさらに決定機を迎えます。
右コーナーキックからヴィエイラ選手がヘディングシュートを狙います。
完全に1点モノでしたが、六反選手がスーパーセーブ!
横浜FCとしては、何とか1点差で前半を終了します。

六反選手のスーパーセーブ

後半

後半を迎え、反撃に出たい横浜FCでしたが、いきなり出鼻をくじかれます。
ディフェンスラインでのビルドアップを森島選手がカット、ペレイラ選手へスルーパスを送ります。
苦しい角度でしたが、ペレイラ選手はニアへシュート。
逆をつかれた六反選手は防ぎきれずにゴールイン。
47分に広島に追加点が入りました。

何とか反撃したい横浜FCは、66分に中山選手を下げ斉藤光毅選手を投入します。
広島の70分に森島選手を下げて東選手を投入。両チームが動きます。

75分、自陣でボールを奪った広島、右サイドからハイネル選手が持ち上がります。
ワンツーパスを受け取ったハイネル選手はそのままサイドを突破。
低く鋭いパスを入れますが中の選手が合わせきれず。

79分には柏選手を下げて浅野選手を投入。
浅野選手は昨年水戸に加入し、夏に広島へ移籍するものの、そのまま水戸へレンタルとなり、
今季レンタルバックながら広島へは初合流という異色の選手です。
*浅野選手の活躍はコチラ↓

84分、その浅野選手がチャンスを演出します。
左サイドでボールを受けるとワンツーでサイドをぶち抜きます。
そして最高のクロスを入れます。が、ペレイラ選手が決定機を決めきれず。
浅野選手としてはアシストをひとつ損しましたね。

横浜FCは効果的な反撃ができず、このまま2-0で広島が勝利しました!

注目選手

瀬古樹選手

ホーム横浜FCからは瀬古選手。
明治大学からの新加入選手ですが、堂々のプレーぶり。
久しぶりにJ1を戦う横浜FCの中盤でどれだけ活躍できるか、残留の成否の鍵を握る選手となりそうです。
この試合でも巧いボールの受け方や運び方が見られ、期待大です。

瀬古選手

ハイネル選手

広島からはハイネル選手。
87分に交代するまで精力的にアップダウンを繰り返し、広島の右サイドで存在感を示していました。
50分過ぎの股抜きドリブルや、本文でも触れた75分の突破など、かなりのインパクトでしたね。
今季の広島の攻撃を引っ張る選手になりそうです。

ハイネル選手

まとめ

横浜FCは、前半こそ攻撃を見せていましたが、後半はほとんど攻め手がありませんでした。
イバ選手が出場してからは、ロングボールを多少収めることもありましたが、
ほとんどの時間を広島がボールを握った為、自慢の両ウイングが見せ場を作ることはほとんどありませんでした。
リーグ戦を戦う上で、中村俊輔選手をはじめとしたベテラン選手がどれだけ正常なルートに舵を取れるかが残留のキーポイントとなりそうです。

対する広島はさすがのチーム力でした。
城福監督も3年目を迎え、戦術も浸透していました。
新加入選手にのみ戦術を落とし込めば良いということで、横浜FCとのチーム力には明確な差が見て取れました。
今季のリーグ戦は上位を狙えるのではないでしょうか。

来週のリーグ戦の開幕、楽しみですねー

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