【第25回ちばぎんカップ】ジェフユナイテッド千葉vs柏レイソル

サッカー
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今日は世界三大カップであるちばぎんカップを見にフクアリへ。
個人的に2020年初スタジアムとなりました。

そろそろJ1へ戻りたい千葉、J1昇格を果たした柏、興味深い一戦となりました。
ユン・ジョンファン監督を招聘した千葉はこのオフシーズンでどこまでチームを作れているか、
一方の柏は監督も続投でどれだけ深みを出せているか注目の一戦です。

私は両チームとも好きなチームなのですが、今日は千葉の自由席に座りました。
とってもとっても寒かったです…

2020.2.9
ジェフユナイテッド千葉 0-2 柏レイソル
7分:オルンガ
11分:クリスティアーノ

ゲーム

スターティングメンバー

ホーム千葉は新監督が採用した4-4-2。
新加入の安田選手を左サイドバック、同じく新加入のチャン・ミンギュ選手をセンターバックに据えて、ボランチには田口選手と熊谷選手の2枚となりました。
フォワードはクレーベ選手と船山選手の2トップです。

対する柏は新加入選手がおらず、昨年のメンバーがスターティングイレブンとなりました。
千葉同様の4-4-2で、江坂選手とオルンガ選手の2トップです。

千葉vs柏 スターティングメンバー

前半

立ち上がり、いきなりゲームが動きます。
7分、江坂選手がロングボールを蹴ると千葉センターバックの新井一耀選手が裏を取られてしまいオルンガ選手を走らせてしまいます。
ミンギュ選手がカバーに入るものの振り切られ、オルンガ選手に難なく決められて柏が先制します。
千葉からすると、あっさりした失点となってしまいました。

先制点後のオルンガ選手

さらに11分に追加点が入ります。
クリスティアーノ選手が右サイドでボールを受けたところ、ミンギュ選手がコーナー付近に追いやり、安田選手?と2人で挟んで問題ないシーンのように見えましたが、
クリスティアーノ選手は反転してディフェンス2人の間をすり抜けます。
ペナルティエリアに侵入し、角度はなかったですが左足を振り抜き逆サイドネットに沈めました。
これはかなりのゴラッソでした!

ゴール後のクリスティアーノ選手

さらに34分、左サイドから作った柏、中央から左に流れてきていたクリスティアーノにボールが渡ると
そのままカットインし右足でミドルシュート。
決定機でしたが、これはクロスバー直撃でゴールならず。

前半はこのまま2点差で折り返します。

田口選手のフリーキック 惜しくもゴールならず

後半

前半良いとこのなかった千葉でしたが、後半から攻めの形を作り始めます。
50分には左サイドを崩しクロス、中村選手のセーブで得点とはなりませんでしたがチャンスを作り出しました。

61分、千葉は船山選手に代えて新戦力川又選手を投入。
残念ながら船山選手はこのゲームではほとんど何もできませんでした。

ユン監督はさらに動きます。
67分、堀米選手を下げて為田選手、田坂選手を下げて見木選手の2枚代え。

しかし、次のチャンスは柏でした。
72分、左サイドで得たフリーキックをサインプレーで低いボールでエリア内に入れると
高橋峻希選手がフリーになり決定機を迎えます。
フリーのシュートはクロスバーともポストとも言える右角に当たりゴールならず。
柏は絶好の追加点のチャンスを逃してしまいました。

75分、ネルシーニョ監督はオルンガ選手を下げて呉屋選手を投入。
呉屋選手は新加入なのでポジション確保の為にアピールしたいところです。

反撃に出たい千葉ですが、なかなか効果的な攻めを繰り出すことができません…
するとアクシデントが発生。
交代で入った為田選手がケガで交代。下平選手が入ります。
特に接触があったように見えなかったので、筋肉系のケガでしょうか。
開幕前ですし、長引かないと良いですね…

すると柏側にもアクシデント。
後半アディショナルタイム、ルーズボールを追い、コーナーキックからスローインにしようとした中村選手が起き上がれず。
駆け寄ったチームメイトはそれを見た瞬間ベンチに交代を指示。
おそらくこちらも筋肉系のケガだと思われますが、軽度だと良いですね…
キム・スンギュ選手が代わって入ります。
一緒に江坂選手に代わり神谷選手が入りました。
神谷選手も愛媛からの新加入ですからアピールしたかったところでしょうが、あまりにもプレーイングタイムが短く、
インパクトを残すことができませんでした。

ゲームはこのまま終了、柏が2-0で勝利しました。

まとめ

ホーム千葉はあまり良いところを見せられませんでした。
特に前半はほとんど何もさせてもらえず。
35分を過ぎたあたりから、前からプレッシャーをかけ始めますが、柏のパスワークを引っ掛けることはできませんでした。
また、先制点のロングボールについても、簡単に蹴らせてしまいましたし、センターバックの2人もカバーしきれませんでした。
センターバックの層の薄さも気になりますし、為田選手のケガも気になりますね。
ユン千葉、難しい船出となりました。
しかし、鳥栖やC大阪で結果を出した指揮官の元、今季は昇格争いに絡んでもらいたいですね!

対する柏は安定の戦いでした。
2トップに入った江坂選手が中盤まで降りてボールを受け、攻めを構築していました。
江坂選手はほとんど捕まえられることもなく、好きなようにプレーできているようでした。
さらに三原選手とヒシャルジソン選手が多くボールに触りテンポ良く攻めを構築しました。
セカンドボールもほぼ柏が拾うことができておりましたし、会心の勝利だったのではないでしょうか。
後は呉屋選手や神谷選手など、新加入選手をどれだけ早くフィットさせられるかがテーマになってきそうですね。
昇格初年度に優勝したこともある柏、今季のJ1の戦いも楽しみです。

それにしても寒くて寒くてたまりませんでした…
それでもやっぱりスタジアムは良いですね。

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