【J2第36節】柏レイソルvs水戸ホーリーホック

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台風19号の影響で12日開催分が2日後ろ倒しとなったこの一戦。

前節アウェイ横浜FCを落とした首位のホーム柏。
対するアウェイ水戸も前節ホームで大宮を相手に2点リードからひっくり返されるというショッキングな負けを喫し今季初連敗の7位水戸。

これまで独走気味だった柏の勢いに限りが見られてきており、再度2位以下を突き放したい柏は絶対に勝ちたいホームゲーム。
下位チームからの突き上げを食らい、プレーオフまたは自動昇格には絶対に勝ちたい試合。
お互いの執念がぶつかった熱いゲームとなりました。

2019.10.14
柏レイソル 2-3 水戸ホーリーホック
15分:染谷悠太
32分:木村祐志
37分:浜崎拓磨
44分:クリスティアーノ
76分:清水慎太郎

ゲーム

スターティングメンバー

ホーム柏はオルンガ選手と古賀選手が代表招集で出場できず。
山下選手と染谷選手のセンターバックコンビ、ボランチは大谷選手と三原選手のコンビの4-4-2。
ベンチには2種登録の鵜木選手と細谷選手が入りました。
*プレミアイーストでの二人の活躍はこちら↓

対する水戸も小川選手が代表招集で不在。
2トップは清水選手と村田選手が入りました。また、ゴールキーパーに村上選手、右サイドバックに浜崎選手が入る4-4-2のシステムです。

柏vs水戸

前半

お互い4-4-2同士の戦いとなりました。
柏・水戸共に球際が激しく、主導権争いを展開します。

12分水戸は右サイドから福満選手が中に切り込み、巻いたクロスを大外に入れると、
ファーサイドの木村選手がフリーで胸トラップし詰めたディフェンスをかわしシュート。
これは中村選手のスーパーセーブに遭いますが、こぼれ球を清水選手がフィニッシュ。
なんとこれは染谷選手がゴールライン上でクリアしゴールを死守します。

するとその直後、右サイドからの展開で得たコーナーキックからエリア内にこぼれたボールを染谷選手がプッシュ。
つま先?で押し込んだシュートはゴール隅に決まり15分に柏が先制します。

水戸も諦めずに攻め込むと、32分に追いつきます。
右サイドのこぼれを拾った前選手が右の浜崎選手へ展開すると、浜崎選手はグラウンダーのクロスを入れ込みます。
走り込んだ木村選手が右後足でコースを変えてゴールに流し込みました。

さらに5分後、カウンターで福満選手がドリブル突破をしたところを倒されフリーキックを得ると、
角度的に直接狙うには左足が有効なポジションながら浜崎選手が右足で直接シュート。
意表を突かれた中村選手はセーブできず、スーパーゴールが決まりました。
浜崎選手はJリーグ初ゴール。
このゴールで水戸が37分に逆転しました。

さらに攻勢を強める水戸でしたが、攻めがったところに柏のカウンターを食らいます。
中央で拾った江坂選手が倒されながら左サイドへ振るとマテウス サヴィオ選手が受けてエリア内のサントス選手へパス。
サントス選手は切り返しで宮選手を振り切りシュート性のクロス、ゴールキーパー村上選手が足でクリアするとクリスティアーノ選手の前にこぼれます。
フリーのクリスティアーノ選手が右足で沈め、44分に柏が同点に追いつきました。
江坂選手が倒されたシーンはアドバンテージとなっていましたが、倒した前選手がこのプレーでイエロー。2回目の累積警告4枚で次から2試合出場停止となりました。

激しい展開の前半でしたが、2-2で折り返すこととなりました。

後半

開始早々の50分、柏のコーナーキックを跳ね返した水戸は福満選手がドリブルでカウンターを仕掛けます。
倒されながらも清水選手に繋ぎ、清水選手からのラストパスを受けた村田選手がうまく抜け出し、
ゴールキーパー中村選手と1対1になりますが枠に飛ばすことができず。
決定機でしたが、中村選手のポジショニングが素晴らしかったです。

65分、柏のスローインに水戸の集中が一旦切れると、江坂選手が左足で強烈なシュート。
ディフェンスの股下を抜けた早いシュートでしたが、村上選手がスーパーセーブ。
水戸を救うビッグセーブでした。

71分、交代で入った手塚選手のミドルシュートがディフェンスに当たりコースが変わると、
村上選手は完全に逆を取られ反応できず。
しかしそのシュートはギリギリ枠を逸れました。

攻めに攻めていた柏ですが勝ち越しゴールを奪えずにいると、逆に水戸に決定機が訪れます。
右サイドで清水選手が落としたボールを拾った村田選手が前向きにドリブルしながら左サイドへ展開。
中央左寄りでボールを受けた白井選手はオーバーラップしてきた志知選手へパス。
志知孝明の絶妙なクロスがファーサイドに通り、清水選手がボレーを叩きつけて勝ち越しゴールを決めました。
76分に水戸がリードを奪います。

圧倒的に攻めまくる柏に対し、水戸は村上選手をはじめとして全員で粘り強く守ります。
84分には清水選手を下げ瀧澤選手を投入すると完全に守りに入りました。
アディショナルタイムを含め10分近くを守りに徹するには時間が長いかと思いましたが、
水戸は最後まで集中して守り、このまま逃げ切りに成功しました。

注目選手

ホーム柏はすべての選手がハイレベルでしたが、特に挙げるとすると期待を込めて細谷真大選手。
途中出場でしたが、決定機も一度迎えるなどトップチームでも十分やれるパフォーマンスでした。
オルンガ選手が不在のうちに結果を出したかったところですが、次節以降に爆発を期待です。

対する水戸は村上昌謙選手。浜崎選手とも悩みましたが、シュートやクロスを跳ね返し続ける獅子奮迅の活躍ぶりで村上選手を挙げたいと思います。
この2人は8月の天皇杯浦和戦で直に見ていて、特に村上選手は悔しい思いをしていたのを見ていただけに、この活躍はとても嬉しい限りです。

まだまだ正ゴールキーパー松井選手の壁は厚いでしょうが、今後の活躍に期待です。

まとめ

柏はここにきて痛い連敗となりました。
ただ、個のレベルは非常に高く攻めも守りも迫力があり、昇格候補一番手なのは変わりなさそうです。
2位山形と5ポイント差で残り6節、自動昇格圏枠をひとつ埋めることはほぼ間違いないと思います。
ただ、次の千葉ダービーで負けてしまうことがあると嫌な流れになりそうなので、
次節はしっかりと勝利を掴みたいところです。

対する水戸は連敗で右肩下がりだったところでしたが、この勝利で改めて昇格争いに戻ってきました。
相変わらず下はギッシリ詰まっていますが、5位に浮上し自動昇格も首の皮一枚残りました。
またこの柏戦は普段出場機会に乏しい選手が活躍するというチームにとっては願ってもいない展開。
浜崎選手もインタビューで言っていましたが、「出られていない選手の普段の準備」がしっかりしていることが窺えます。
長谷部監督をはじめとしたチームスタッフのマネジメントの賜物かと思います。
ゴールの際にベンチに走っていった姿を見ると、チームの雰囲気の良さが伝わってきます。

浜崎選手のゴールに歓喜する水戸ベンチ

右サイドバックのポジションを争っている岸田選手が満面の笑みで祝っている姿も印象的です。
いよいよ初のJ1へのチャレンジが佳境となってきました。
残り6節、昇格争いに注目です!

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