【2020 J2第20節】FC琉球vs水戸ホーリーホック

サッカー
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今節は、好みの両チームの対戦をピックアップ!
琉球には元水戸ホーリーホックの選手がたくさん。カルバハル選手、福井選手、田中選手に茂木選手の4人がメンバー入り。

そして茂木選手のJ100試合出場のセレモニー、おめでとうございます。なぜか田中恵太選手が花束を贈るという企画でほっこり。

水戸は今季まだ連勝がなく、初の連勝を目指した一戦となりました。

2020年9月19日
FC琉球 3-2 水戸ホーリーホック
37分:小泉佳穂
57分:中山仁斗
75分:前嶋洋太
87分:上原慎也
90+3分:上原慎也

琉球vs水戸 ゲーム展開

開始後は水戸が押し込んでいましたが、前半終了間際に上里選手から小泉選手への縦パスが入り、バイタルで受けた小泉選手は豪快なミドルシュートを叩き込むことに成功し琉球が先制。

後半に入り水戸が攻めに転じると、左サイドを突破した前嶋選手がエンドラインから抜き切って丁寧なラストパスを送り、中山選手が簡単に流し込んで水戸が追いつきます。

さらにまたも左サイドから前嶋選手が巻いたクロスを放り込むと、そのままゴールへ吸い込まれ水戸が逆転。

ホームで負けられない琉球は上原選手を投入。
87分にコーナーキックからこぼれ球を上原選手が叩き込んで同点に追いつくと、後半アディショナルタイムには柔らかい縦パスをトラップでディフェンスをかわし、ゴールキーパーの股下を抜くシュートで決勝点をゲット!

劇的な展開で琉球が勝ち点3をゲットしました!

FC琉球

琉球スターティングメンバー

第9節の岡山戦で記事にした琉球ですが、その時と一番の違いはボランチに入った市丸選手。

ガンバ大阪からシーズン途中でレンタル加入した市丸選手がボランチに入り、前回注目の小泉選手がトップ下に入るような形になりました。

前半が始まってからは水戸の攻勢に対し受ける時間が多く、攻め手を見出だせずにいた琉球でしたが、失点をせずに耐えたところが良かったです。

段々とボールを回せるようになると、次第に琉球に得点の予感がしてきます。30分に小泉選手が右サイドから左サイドへ大きくサイドチェンジのパスを出すと、受け手の沼田選手がダイレクトで縦へ、受けた河合選手のクロスは惜しくもクリアとなりましたが、ゴールに迫った良いシーンでした。

そして37分に上里選手が水戸のバイタルでポジション取りをした小泉選手を見逃さずに縦パスを入れると、しっかりとターンをしてフリーでミドルシュート。豪快にネットを揺らし先制に成功しました。

後半立て直した水戸に押し込まれると、前嶋選手に突破を許して失点、さらに前嶋選手からのクロスがそのまま入ってしまい逆転と、一気に試合をひっくり返されてしまいました。特に2点目は交代で入った茂木選手の寄せが少し甘く、フリーでクロスを入れられたことが失点に直結してしまいました。

しかし琉球は切り札の上原選手を投入。
上原選手はYouTubeの動画でも以前にお話しましたが個人的にお気に入りの選手。

【試合結果紹介】明治安田生命J1第11節・J2第13節各試合結果!

投入されてすぐ、コーナーキックからこぼれたボールを豪快に蹴り込んで同点に追いつきます。切り札たる所以ですね。

ドロー決着かと思われた後半アディショナルタイム、引いた位置から阿部選手が中央にボールを送ると、上原選手はトラップで冷静にディフェンダーをかわし、最後はゴールキーパー松井選手の股下を抜くシュートでついに逆転。

劇的な決着で琉球がホーム連勝を飾った琉球ですが、河合秀人選手のプレーが印象的でした。豊富な運動量で攻守に貢献した河合選手。私が好きな富所選手をベンチに追いやっていることもとてもうなずけます。激しいスタメン争いから相乗効果を発揮し、好循環が生まれているように感じます。

水戸ホーリーホック

水戸スターティングメンバー

水戸の試合もだいぶ見てきましたが、毎回並びが変わってシステムが読みにくいチームです。直近だと第15節の愛媛戦の記事ですが、今回とまったくシステムが違います。

今回のシステムに近いのは第11節のゲームでしょうか。

今回のシステムは4-4-2。山口選手が少し引き気味だったので中山選手の1トップの下に山口選手という方が近かったかもしれません。

ゲーム開始から水戸は前線からプレスをかけてボールを動かし、幾度となく琉球ゴールに迫りますが得点を奪えず。
するとどういうわけかボールが奪えなくなり、効果的な攻めも繰り出せず、琉球の攻めを受ける展開となってしまいます。

そして37分には小泉選手のシュートに寄せ切れず、先制点を奪われてしまいます。

後半頭から2選手を代えた秋葉監督、その想いに呼応するように水戸は勢いを取り戻します。
左サイドでボールを持ち込んだ前嶋選手が一旦森選手へ預けると、森選手は後方へパス。その間も前嶋選手は前線にフリーランを続け、ディフェンスの裏へのパスを引き出します。そしてエンドラインから相手ディフェンスを抜き去ると、最後は丁寧なパスを渡し中山選手の同点ゴールをお膳立て。

そしてまたも前嶋選手が左サイドで、今度はサイドチェンジのボールを受け取ると、そのまま巻いたクロスを放り込み、絶妙な軌道でそのまま逆サイドネットに吸い込まれて逆転に成功しました。

後半に入り一気に試合をひっくり返した水戸、このままの勢いを続けるかと思いましたがその後はさほどチャンスがなく、突き放すことができません。

秋葉監督は86分にクローズに入り、森選手を代え乾選手を投入。
コーナーキックのシーンでしたが待たずに投入しました。
するとそのコーナーキックから上原選手に決められて失点。この失点はクローズに入ったところでのものだったので水戸にとって大きなダメージとなりました。

さらに後半アディショナルタイムには、阿部選手からのクロスパスを上原選手に通され、胸トラップから豪快に決められて逆転を許してしまいました。
クローズで入った乾選手が阿部選手に付きに行ったものの寄せ切れず、パスを許すにとどまらず釣り出されてポジションを空けてしまうという痛いプレーでした。そして上原選手についた細川選手も、胸トラップからワンフェイントについて行けず、完全にフリーでシュートを撃たせてしまい、ゴールキーパーの松井選手としてはどうしようもないシーンを作られてしまいました。

痛すぎる逆転負けを喫した水戸ですが、後半から投入された山田康太選手のプレーは光るものがありました。今季横浜Fマリノスからレンタル加入している選手ですが、なかなか定位置確保まで至らずというシーズンを過ごしています。技術は非常に高いものがありますが、このゲームではファイトも見せチームを蘇らせることに成功、今後の彼のプレーはとても楽しみです。

次節の予定

琉球はアウェイで松本と対戦予定です。アウェイは4連敗中の琉球ですが、この劇的な勝利の勢いそのままに松本撃破ときたいところでしょう。

一方の水戸は首位を走る北九州に乗り込むアウェイゲーム。
琉球とは逆に勢いが削がれての首位相手、分が悪いように感じます。しかし、今回連勝ができなかったのと同様、今季連敗もない水戸ですから、何とか勝利を挙げて水戸に戻りたいところですね。

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