【関東サッカーリーグ2部後期第7節】アイデンティみらいvsCriacao Shinjuku

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今日は関東2部のゲームを観戦してきました。

関東2部で残留争いをしているアイデンティみらいのホームゲーム、首位のCriacaoとのゲームとなります。

アイデンティみらいはサポーターの方がお一人いてコールを主導しており、クラブのジュニアユースの選手がそれに応じて歌うスタイルでした。

2019.9.8
アイデンティみらい 2-3 Criacao Shinjuku
37分:鈴木和希
56分: 高橋亜聡
67分:鈴木和希
75分: 原田亮
90+4分:大谷真史

ゲーム

スターティングメンバー

アイデンティみらいは、大変申し訳ないのですが存じ上げている選手がおらず。
この試合でいろんな選手を覚えたいと思います。

アウェイCriacaoは、元徳島の井筒選手、元草津の黄選手、元鳥取の岡本選手などJ経験者がスタメンに名を連ねました。

スターティングメンバー

前半

開始5分、アイデンティの右コーナーキックからヘディングシュートで幕開けしました。

試合はホームアイデンティが細かいパスと長いパスを織り交ぜてペースを握ります。
28分頃には宮林選手のミドルシュート、さらにコーナーキックから山崎選手?のヘディングシュートなど押し込む時間が続きます。

すると37分、得点の匂いのしていたコーナーキックからアイデンティみらいが先制点を獲得します。
ゴールキーパー村下選手がキャッチしきれなかったところを鈴木和希選手が押し込んでゴールゲット。

このゴールも含め、セットプレーを蹴っていた喜多選手、素晴らしいキックでした。
左サイドハーフで出ていましたが、前半終了間際には右サイドバックにポジションチェンジ。

首位のCriacaoは元気なく、攻めの形を作ることができないまま時間が過ぎてしまいました。
このまま前半は1-0で折り返しました。

後半

Criacaoはキャプテンの井筒選手がキックオフ前に檄を飛ばします。
しかしペースは変わらずアイデンティが攻める展開となりました。

しかし56分、Criacaoは右サイドから須藤選手がクロスを入れると、アイデンティのプレーヤー(誰かわかりませんでした)がクリアしきれずCriacao高橋選手の前にボールがこぼれます。
ゴール前でフリーになった高橋選手はキッチリ決めて同点に追いつきました。

追いつかれてしまったホームアイデンティ、残留の為にも勝利が欲しい試合です。
67分、またもコーナーキックからゴールが決まります。
これまた喜多選手からのボールを鈴木和希選手が高い打点でヘッド、これが綺麗に決まり勝ち越しに成功しました。

鈴木和希選手のゴール!

勝ち越されても元気を取り戻せない首位チームでしたが、さすがに首位というべきか、再び試合を振り出しに戻します。
75分、中央から右寄りの場所でフリーキックを得ると、須藤選手が蹴ったボールが原田選手のヘディングシュートを呼び込み、豪快に決まりこれで2-2となりました。

その直後、アイデンティは喜多選手が傷んで交代、高精度のキックを持った選手がピッチを後にします。
他にも両チーム選手を入れ替え、3点目を狙って攻め合う展開に。

迎えた後半アディショナルタイム、Criacao須藤選手が右サイドからアーリークロスを入れると、途中出場の大谷選手がヘディングで流し込んでついに逆転!
Criacaoは90分を過ぎてこのゲーム初めてリードを奪いました。
アイデンティの選手はみんな倒れ込んでしまいました。

このまま試合終了、2-3でアウェイCriacao Shinjukuが勝ち点3をゲットしました。

注目選手

ホームアイデンティみらいはやはり喜多選手。
あのプレースキックはかなりの武器ですね。2点とも喜多選手から生まれていますし、攻撃のキーとなる選手です。
キャプテンとしてチームをまとめあげていました。

喜多選手

そして、吉葉暉選手。
常に前線で起点となるべくヘディングの競り合いに体を張っていました。
試合後に挨拶に来られた時は、終始うつむき、サポーターを見ることができないほど落ち込んでいました。チームは苦しい結果でしたが、吉葉選手のプレーはとても良かったと思います。

吉葉選手

次にCriacao Shinjukuからは須藤岳晟選手。
3点すべてのクロスを須藤選手が入れており、まさに苦しい試合をものにした救世主です。
サイドバックとしてのディフェンスもしっかりこなしており、とても楽しみな選手です。

須藤選手

まとめ

前日に観戦したKSL1部の試合同様、アディショナルタイムにゴールが生まれる熱い試合となりました。
アイデンティは7位で迎えた今節でしたが、勝ち点差2の8位ヴェルフェ矢板と9位早稲田大学ア式蹴球部FCが共に勝ったようなので9位に転落。
残り2試合、アウェイながらそのヴェルフェ矢板と早稲田大学との直接対決となりますので、勝って2部残留を果たしたいところです。

逆にCriacao Shinjukuは2位東邦チタニウムが負けましたので、残り2試合で勝ち点差が8となり、優勝が決まったのではないでしょうか。関東1部での活躍も期待したいですね!

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