【J2第36節】徳島ヴォルティスvsファジアーノ岡山

スポンサーリンク

8位岡山が9位徳島に乗り込むアウェイゲーム。
両者の勝ち点差は2。
昇格プレーオフに進む為にも勝利が絶対必要な両チームの激突は期待通りの熱いゲームとなりました!

2019.10.13
徳島ヴォルティス 2-1 ファジアーノ岡山
5分:仲間隼斗
47分:河田篤秀
56分:渡井理己

ゲーム

スターティングメンバー

ホーム徳島は3バックで河田選手の1トップ。
2シャドーに渡井選手と野村選手が入りました。
サブには狩野選手に清武選手に押谷選手と豪華な顔ぶれとなりました。

アウェイ岡山は4バック。
絶好調仲間選手とイ・ヨンジェ選手と中野選手の2トップという布陣です。

徳島vs岡山

前半

開始早々の5分、岡山は徳島のディフェンスやゴールキーパーまでプレスに向かい、
パスミスを誘って高い位置でマイボールにします。
そのままショートカウンターを仕掛け仲間選手がドリブルで持ち込んでミドルシュート。
それが綺麗に決まって好調岡山が先制に成功します。

その後は岡山も少しプレッシャーのラインを下げ守りを整備する展開に。
クロスからイ・ヨンジェ選手に決定機もありましたが追加点とはならず時間が過ぎていきます。
徳島の河田選手に何度か際どい場面を作られながらも凌いでいた岡山でしたが、
37分にセンターバックの濱田選手が負傷退場。
岡山は前半で1枚交代を使う展開となりました。

後半

前半に効果的な攻めが見られなかった徳島がすぐさま反撃します。
47分、ボランチがボールを運び河田選手にクサビを入れると簡単に野村選手に落とします。
野村選手は左サイドへスルーパスを展開し、受けた杉本選手のクロスを河田選手がヘッドで決め
徳島があっさりと同点に追いつきました。

さらに56分、左サイドで数本のパス交換を行った徳島、縦パスに渡井選手が抜け出します。
岡山ディフェンダーも戻ってきていましたが、ペナルティエリアに入ったところで左足を振り抜き、逆転ゴールを突き刺します。
角度のないところからの難しいシュートでした。

追いつきたい岡山は66分にアクシデント。
FW中野選手がケガで交代を余儀なくされます。
前半に続いてまたもケガで選手交代をせざるを得ないという苦しい展開になりました。

必死に追いすがる岡山は89分にゴール正面で得たフリーキックを上田選手が直接狙うと
綺麗な弧を描いたボールはゴールに向かいますが、交代で出ていた岸本選手がゴールライン上でヘディングクリア。
間一髪で徳島が凌ぎます。

このままタイムアップとなり、徳島が華麗に逆転勝利を挙げました。

注目選手

ホーム徳島はたくさん気になる選手がいましたが、杉本竜士選手を推します。
何度となく左サイドをドリブルで突破、あのドリブルはわかっていてもなかなか止められません。
現在26歳、今一度J1への挑戦を狙いたいところです。

アウェイ岡山は仲間隼斗選手。
この試合もゴールを決め2試合連続ゴールで14ゴール目。キャリアハイを更新し続けています。
熊本や讃岐時代からプレーの迫力が増しており、岡山になくてはならない存在となりました。
徳島の杉本選手同様、J1でのプレーを見てみたい選手の一人です。

まとめ

徳島はこの勝利でついにプレーオフ圏内に手が届きました。
「いよいよ上がってきた」という感じがしますね。
9試合負けなしで次節大宮に挑みます。
水戸や横浜FCとの対決を残しており、まだ自動昇格もあり得るかもしれません。
この試合も内容のクオリティは高く、簡単には崩れなそうです。
岩尾キャプテンもそろそろJ1で活躍したいところでしょう、残り6試合、正念場です。

そして岡山もとても良かったと思います。
2失点しましたがその場面だけでした。
ケガで交代枠を使ってしまうというアクシデントもあり、不運が重なってしまった感じです。
その中野選手が前線で良い動きをしていただけに、ケガの重さが気になります。
まだまだ諦めるポイント差ではありませんので、残り6試合の動向が気になります。
両チームの残り試合に注目しましょう!

コメント